Alumni Interview 生命環境学科生命科学コース卒業生インタビュー記事

生命環境学科生命科学コース卒業生インタビュー記事
松本 咲妃さんの写真

松本 咲妃さん

佐賀県庁

佐賀県立佐賀西高等学校出身
2015年生命環境学部生命科学科卒業 (齋藤研)

  • 今はどういうお仕事をされていますか?

    地元佐賀県庁の教育行政職員として、県立高校の事務をしています。みなさんの学校にもいる、いわゆる「事務室の先生」です。業務内容は、保護者納付金や施設設備管理、教職員の諸手当認定や給与事務など多岐にわたります。生徒が充実した学校生活を送ることができるよう環境を整えたり、教員が生徒の指導に専念できるようサポートしたりすることが私の仕事です。事務と聞くと一見地味な印象を受けがちですが、学校経営の一部を担っているため、とてもやりがいのある仕事です。

  • 庄原キャンパスでの学生時代はどういうふうに過ごされていましたか?

    勉強、研究、バイト、遊び、すべてにおいてやりたいことをとにかく詰め込んだ4年間でした。1年生の頃は学生寮での生活だったため、朝から晩まで楽しかったことを今でも鮮明に覚えています。3年生からは、入学前から志望していた研究室に配属となり、美白成分の研究に没頭しました。失敗もたくさんしましたが、先生や同期、研究室のメンバーに恵まれ、卒業までとても充実した2年間を過ごすことができました。

  • 庄原キャンパスで学んだことは今のお仕事などにどのようにいかせていますか?

    現在は事務職なので、細胞や遺伝子など大学で学んだ分野が直接活かされることはありません。しかし、大学時代に身につけた力は専門的な知識だけではありません。たとえば、実験の失敗を何度も繰り返したことから、物事を多方面から俯瞰的に捉える力を身につけることができました。卒業論文発表をするうえで培った、第三者へわかりやすく伝えるための発信力も大学で学んだことのひとつです。庄原キャンパスで学んだことは、仕事をしていく中で間違いなく役に立っていると思います。

  • 他の都道府県から庄原キャンパスにこられていかがですか?広島から離れて広島への思いは?

    高校時代は、都会でのキラキラとしたキャンパスライフに憧れていたため、初めて庄原を訪れた時は正直戸惑いました。しかし、田舎で誘惑が少なかった分、学業に専念することができましたし、友人もたくさんでき、人との繋がりを強く感じた4年間となりました。卒業した今、第二の故郷と呼べる場所があるのは素直に嬉しいです。

  • 最後に何かひとこと

    社会に出ると、もっと勉強していればよかったな、もっと友人と遊んでいればよかったなと思うことがしばしばあります。学生時代にしか経験できないこともたくさんあるので、色々なことに挑戦し、ぜひ充実した4年間を過ごしてほしいと思います。

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