Alumni Interview 生命環境学科生命科学コース卒業生インタビュー記事

生命環境学科生命科学コース卒業生インタビュー記事
古畑 朋也さんの写真

古畑 朋也さん

製薬企業

長野県大町高等学校出身
2021年生命環境学部生命科学科卒業 (齋藤研)

  • 今はどういうお仕事をされていますか?

    製薬会社で品質管理の仕事をしています。主な仕事内容は、製造作業中の環境を保証するために、工程使用水を採取する業務、培地を手袋や器材に押し当てて微生物を採取する業務、環境中の微粒子を測定する業務などを行っています。これらの業務は製造する医薬品が適切な環境下で製造されていたことを保証する業務であり、製造された医薬品が安全であることの証明となる業務であるので大きな責任を感じています。自分の仕事が誰かの命と健康に貢献できていると思うと責任が大きい分やりがいも感じています。

  • 庄原キャンパスでの学生時代はどういうふうに過ごされていましたか?

    学生時代はがん細胞の研究に力を入れていました。生命科学科では3年次に研究室に配属されるため、学部生でありながらしっかり研究に取り組めたのは良かったと思います。研究室での活動は、齋藤先生をはじめ、優しい先輩方、面白い同期、かわいい後輩らにも恵まれ、とても充実したものであったと感じています。

  • 庄原キャンパスで学んだことは今のお仕事などにどのようにいかせていますか?

    研究活動を通じて論理的な考え方が身についたように思います。社会に出ると、年代も考え方も自分とは異なる人々と関わる場面が多くあります。そのような場面で、周囲と適切にコミュニケーションをとり、課題を解決していくことに役立っていると思います。

  • 他の都道府県から庄原キャンパスに来られていかがですか?広島から離れて広島への思いは?

    豊かな自然に恵まれた大変魅力的なキャンパスだと思いました。田舎ではありますが、その分勉学に励むことができますし、友人、先生、地域の方々などたくさんの人々と関わってきた経験は社会人になってからも役に立っていると感じています。また、自分では気が付きませんでしたが、親からは言葉遣いがすっかり広島に染まったねと言われました(笑)。広島を離れた今でも庄原を第二の故郷だと思っています。

  • 最後に何かひとこと

    庄原キャンパスでの4年間は自分にとってとても貴重なものであり、あっという間だったなと感じています。みなさんにも、たくさんの人と出会い、色んなことに挑戦して充実したキャンパスライフを送ってほしいと思っています。そのような経験は自身の人生を豊かにし、培った強みは社会に出てから大きな武器になると思います。頑張ってください。

卒業生インタビュー一覧へ戻る