Alumni Interview 生命環境学科生命科学コース卒業生インタビュー記事
枝 芽以子さん
創建ホーム株式会社
広島県立安古市高等学校出身
2012年生命環境学部生命科学科卒業
(福永研)
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今はどういうお仕事をされていますか?
地元の住宅メーカーで、新築営業を1年間経験しました。その後は設計補助・CAD入力・申請業務などの裏方業務を行っていました。今は新設された部署で外構の提案をお客様に行っています。土地や建物の形状によって提案は様々ですが、お客様の要望をかなえることができ、喜んでいただけることがやりがいになっています。
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庄原キャンパスでの学生時代はどういうふうに過ごされてましたか?
4年間、大学の授業や卒論でアワの遺伝子の研究、スーパーのバイトもしていましたが、特に部活(エスキーテニス部)に没頭していました。広島市内の大学の方々との交流もあり、多くの友人もできました。
1年生の時は寮へ入っていたので、友人もすぐにでき、試験前に不明点をすぐに友人へ質問できました。その時にできた友人は今でも交流があります。
大学時代に一人暮らしも経験できたので、社会人になった時にその面での苦労は少なかったと思います。 -
庄原キャンパスで学んだことは今のお仕事などにどのようにいかせていますか?
研究室に入って、コツコツ研究を行い、やりきることの大切さを学びました。
社会人になって、やらなければいけない仕事がたくさんある中で優先順位をつけ1つずつこなしていく場面が多くあります。また資料をまとめ、お客様へお見せすることもあり、卒業論文での資料まとめや人前での発表する度胸など活かせているのではと思います。 -
庄原キャンパスは他の都道府県の人も多いですがどうでしたでしょうか?
様々な県から入学しているので、いろいろな考え方を持っている人と出会うことができ、自分の視野も広がったと思います。
卒業後に地元へ戻った友達に旅行も兼ねて会いに行くのも楽しみの1つです。 -
最後に何かひとこと
私は生まれ育った広島が大好きで、大学受験も就職活動も広島に絞っていました。庄原キャンパスは他県からくる方も多いので、自分の考え方とは違う価値観の人たちと多く出会えたのも良かったと思います。
社会人になり、いろいろな考え方を持った同僚や上司、お客様を対応するようになります。大学で経験していたからこそ、考え方の違う人たちの意見を尊重できるようになりました。
社会人11年目になっても、日々勉強することばかりですが、いろいろな方に刺激を受けながら仕事に励んでいます。みなさんにもチャレンジを忘れず、前に進んで行って欲しいです。
生命科学コースからのコメント
庄原キャンパスにある生物資源科学部(旧・生命環境学部)には、広島県内からだけではなく北海道から沖縄まで日本全国から学生が集まってきます。緑豊かな県北の地で多様な出身地の学生が交流しながら学び、卒業後もさまざまな地域で活躍しています。専門をそのままいかした仕事をしている人や理系ならではの思考法を講義や卒論研究で学んでその後の仕事にいかしている人など、これもまたさまざまです。「県内出身で就職も広島だが、学生時代に庄原で出会った仲間たちとはその後も連絡している」、「県外から来て地元に帰ったけど広島ひいきになりました」、「広島カープファンになりました」、などの声も聞かれます。